[参院選]
11日は参議院選挙でした。
選挙権があるので、久々に母校に行って投票してきました。
さて、一夜明けた今朝は、すべての当落が決まっているわけですが、大体の報道の見出しは
自民党大敗」「民主党躍進」です。
新聞で見たのは日経と朝日ですが、この2つともが同じような見出しです。
しかし、躍進した民主党はわかるとしても、本当に自民党は大敗してるのでしょうか。
もっといえば、与党「連合」として大きく負けたといえるのでしょうか。
公明党議席を伸ばしてますし、民主党以外の野党は議席を減らしています。
まさに二大政党化ともいわれるようになりつつありますが、それはつまりよく見てみれば、
民主党自民党の少しと他の野党の少しの議席を奪って、少し膨らんだというのが現実でしょう。
結局は、連立与党が過半数を超えているため、自民党がイエスといえば、民主党
ノーといっても、法案は参議院を通ることになります。
日本国民は、まだまだ大勢に流されているとみても過言ではないのでしょう。
しかし、二大政党化はある程度歓迎すべきなのかもしれません。
なぜなら、難しい政治のことがわからなくても、どちらの政策がいいかを集中的に判断すれば
よくなるわけですから、国民は楽です。

あっと、私ですか。
私は検閲法案を通そうとする政党や政治家には入れません。
映画や演劇やまんがやアニメを主とした創作活動がかなりの勢いで抑制されるこの法案に
賛成するわけにはいきません。
この辺りの文化を最近の日本の重要産業と明言しながら、中々のアメとムチです。
それ以外は、具体的な公約を掲げていてその内容に納得がいく政党や政治家に入れる
というのが基本的立場ですね。